語る。ってほど語りません、今日は。
ただ言いたかった。
今日の功名が辻、第42回「ガラシャの魂」の感想
一番素敵だったのは、ガラシャの命を絶った細川家の家臣だ!!
炎、槍の刃、十字架の首飾り。静かに歩み寄る家臣、ごく短い会話。
抑揚のない声、感情のない瞳、死神のイメージ。
ガラシャが祈りを唱え終わると、家臣は「御免」の声と共にガラシャの胸を槍で一気に突いた。そして崩れ落ちるガラシャ。その遺骸に彼は傍らの布を素早く掛ける。そしてかれはガラシャの遺骸の前に座り、徐に短刀を抜くと・・・
自害に至るまで、彼に終始感情の揺れがなかったのが良かったと思う。
あえて不鮮明に描いていたけど、彼は介錯もなしに自分で頸まで切って果てたらしい。 まさに壮絶。
長谷川京子のガラシャ以上に印象的な死。――というよりは、彼の死があって初めて、あのシーンが視聴者に強烈な印象を残したのか・・・
いいシーンだった。
今日はそれだけを言いに来た。
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あと、六平太
六平太の報われなさと献身的な愛し方が好きだ。その六平太が、成り行き上仕方なくとはいえ「千代と祝言を挙げた」と口にした。これは嬉しい。
だって、有り得ないですからね。
嬉しいというか切ない。だって・・・有り得ないですからね!
「『千代と祝言を挙げた』って・・・六平太、アンタそれ言えてよかったね!」
って思ってしまう。
そんな状況に六平太という男がいかに報われないキャラかを思い知らされる。
・・・言っててなんだか悲しくなってきた。
でも、なんだか嬉しかったし、なんだか切なかった。
本当に六平太って報われないんだなー。
んで私は「アイツが幸せでいられるなら・・・俺はそれでいい」
なーんて言っちまうような男性キャラが大好きだ。
つまり六平太が大好きだ。
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タバコ吸ってる人がキョロキョロした瞬間に灰皿を差し出し、時間を聞かれた時に誰よりも早く答えることを生き甲斐にしている。座右の銘は「当意即妙」。軽度のナルシズムは功罪一体で重度のサディズムは秘匿事項。手紙書き・片付け・シイタケが非常に苦手な、体長163cmの学名“Homo sapiens”でございます。
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