昨日はA部でお食事に行った。
夕方からマロリンダさんと『黒川温泉旅行』『リンダと行こう春のウキウキ動物園ピクニック』の話し合いをした後で、待ち合わせ場所である大学近くの本屋へ。
そこでみんなと合流。「びっくりドンキー」でわいわい言いながらハンバーグを食べた。
チーズハンバーグがうまかった!
カレーソースもうまかった!
前にも言ったけど、カレーとチーズは早く結婚しろ!!
そんなこんなで、だべったりデザートまで堪能したりしてお食事会は終了。最初の本屋に戻った時には既に10時半だった。
さらに本屋で時間をつぶしていたら、やがて11時になった。
相変わらずというか、すんなり家に帰りたくないという性分なので、大学近くで粘っていた。
粘っていたのには淡い期待がなかったわけでもない。日付が変わったら大学の立ち入り禁止(12日まで。入試のため)が解けるんだ。
つまり、大学に入れるようになるまで粘っていようと思ったわけだ。
でも本屋が11時で閉店したのでその場にいられなくなった。仕方なく移動して・・・
大学に入った。
(やっぱりか!!)
はい、やっぱり入りました。
(春休みになってからこっち、道徳観とか磨耗しっぱなし。既にボロ雑巾のごとし)
サークル棟の前まで来たら、案の定
うちの部室だけ明かりが付いてる。
いや、まだ日付は変わってないんですけど。つーか靴を見ると中に二人も・・・
(でも、今更驚かないぜ。何せ、ここが道徳観の磨耗の原因だから)
さて、私はドアのすぐ前で立ち止まった。
部室前の靴を眺めて、窓からあふれるカーテン越しの明かりを眺めて、中からもれ出る人の声を聞いた。
しかしなんということだろう。
その夜は、なぜかドアノブに手が伸びなかったのだ。
私としたことが、そこで時計を見てしまった。
「あ、日付が変わる」と思ってしまった。
それきり、ドアに近づけなくなった。
一体どういう心境の変化なのか分からない。
けれど私は部室のドア前数十cmまで近づいておいて、中に入らずに帰ってきたのだ!
あるいは、
部室の中から聞こえる楽しそうな声に気圧されたのかもしれない。
その空気に水をさすのが嫌だったのかもしれない。
あるいは、
家にいる母を思ったのかもしれない。
しばらく前に「久しぶり」なんて言われたのが地味に効いていたのかもしれない。
・・・何にせよ、私はしょんぼりしながら一人で帰った。
寒い道を、孤独と共に。
敗北感に打ちひしがれながら・・・。
『ああ、寒いよう!部室に入れば暖かくて話し相手もいたのに!
・・・意気地なし!私の意気地なし!!』
家に帰るということが、これほどまでに葛藤を必要とするなんて・・・。
改めて思うけど、私はもう完全に部室の悪魔の手に堕ちてしまったんだな。
これが最後の抵抗だったか。
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タバコ吸ってる人がキョロキョロした瞬間に灰皿を差し出し、時間を聞かれた時に誰よりも早く答えることを生き甲斐にしている。座右の銘は「当意即妙」。軽度のナルシズムは功罪一体で重度のサディズムは秘匿事項。手紙書き・片付け・シイタケが非常に苦手な、体長163cmの学名“Homo sapiens”でございます。
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