ああ、もう!
スーツ大好きだぁぁぁぁぁぁ!!!!
3月16日、大学の卒業式のお祝いに行きました。正確には式を終えて出てきた先輩を会場の外で待ち伏せて記念品を渡したんだけど。
式に参列しないので下級生は服装自由。だけどうちのB部はなぜか伝統的にスーツで行くことになっているらしい。だから会場の外にスーツで集合した。男子も女子も全員スーツ。
いや~、スーツって本当にいいものですね! (←水野晴夫を意識してる)
部員が集まるにつれてテンション上がりまくり。
素敵です!スーツ、素敵です!!
幸いなことにうちの部はみんなスーツが似合う。ひいきめに見てたのかもしれないけど。
誰にも彼にも、私の視線の滞在時間が平均30%ほどアップしてた。仕草とか表情とかイチイチ目が行く。
はぁ・・・
スーツって胸キュン。 (←「トロといっしょ」のトロを意識してる)
私はそりゃもう、随所で「胸キュン」してた。例えば・・・
・タバコは好きではないのにスーツ姿でタバコを吸われると問答無用で「カッコイイ」と思ってしまう。
・ネクタイを片手で弛めるしぐさが大好き。両手でキュッと締めるのも大好き。
・普段と違う格好だからイイ。フォーマルな靴にもドキドキする。
「普段よりキメてる!」って感じがやはりイイわけで。そのギャップたるやまさに直球ド真ん中。2次元でも3次元でも変わらないね!
これがまたいかにも俗なツボ。安っぽくてイヤになるくらいの王道なんですが。
でも
『スーツを着た男性は格好良く見える』
これ、厳然たる事実。
うわー、もう自分なに語ってんだ~!
言ってることが当たり前すぎて恥ずかしいわ~。本当、「スーツがイイ」なんていかにも今更すぎて何を書いたらいいのか分からん。
ブログになると途端に自分の好きなものを語るのが下手になるなー。もうこの『語る。』ってカテゴリーいらないんじゃないの?
今日は雨がひどくて、おまけに風が強かった。
そりゃあもう、部活に行けないくらいに。
昼過ぎから高校時代の友達とファミレスで春の旅行について話し合った。
それで部活の時間が近づいてきたものの、外は相変わらずの暴風雨。
私が練習に出るためには、そのファミレスから30分ほどかけて家に帰り、部活の準備をして、それからまた30分以上かけて大学へ行かねばならなかった。
ちょっと考えたけど、選択の余地はなかった。
正直、無理。
窓の外を見て、“こんな暴風雨の中を1時間以上もかけて自転車で移動なんてできない”と判断した。そこでメールで主将にリタイア宣言した。
『済みませんが、今日は部活を休みます』
そしたらその返信代わりに
『今日は雨と風が強いので自主練にします』
との連絡が回ってきた。
さもありなん。(=そうでしょうとも)
それで雨がおさまるまで店内でねばっていた。
(リンダさんの師匠・あやなさんに晩ご飯をおごって頂きました!ありがとうございました^^)
けれども雨は止まず、話も盛り上がり、帰れるようになった頃にはもう夜の9時だった。店に入ったのは昼の3時前だったのに。
なんと、ファミレスで6時間以上も過したのだ。
・・・あ、思い返せば6時間くらいなら、しばしばやってますね(苦笑)
ともかく、依然として寒いし、暗いし、相変わらず独りきりだし、遠い帰り道だった。
雨が止んだだけマシだと思えたのだけど、それでも気分は「-10」が「-6」になった程度で、一向に楽にならないのが悲しい。
『寒の戻り』なんて大嫌いだ!!
早く春よ来てくれー!!
毎日が寒くて嫌になる!
冬の間は諦め半分に泣き半分で耐えていたものの、しばらく前に「春が来た!」と喜んでいたところでまたこの寒さだ。
なんかもう、裏切られたような気分だ。
「彼、付き合う前はあんなに優しかったのに・・・
私が心を許したところで急に冷たくなっちゃうなって、ひどい!
信じてたのに!」
(なんつってたら親友のミドリが)
「ヨーコ、元気出しなよ!
人生諦めるのはまだ早いって!アンタにもきっと春は来るよ。
今日はおいしいもの食べに行かない? 嫌なことなんか忘れちゃえ!」
(って慰めてくれるもんだからコッチはちょいと目をウルウルさせつつ、案外アッサリ立ち直って)
「そ、そうだよね。ミドリ・・・ありがとう!」
「じゃあさ、この間私がみつけたイタリアンのお店行こ?」
「あー、それ雑誌に載ってたとこ? 私も行きたかったんだ~」
(なんて言いつつきゃいきゃい騒ぐ)
みたいな会話は誰とも全くしなかったわけだけど。
そんな茶番劇はお呼びじゃないわけだけど。
とにかく最近の楽しみは「おいしいものを食べること」だ。
・・・・あれ、話題がずれた?
えーと、「毎日寒くて嫌になる」って話だっけ?
そうそう。それでこのあいだの帰り道の話。
私はその日、寒かった。(間違った日本語の例)
夜のことだった。夜風があまり寒かったので、私は愛用の耳当てをつけて自転車を漕いでいた。
ヘッドホンみたいな、ふわふわで茶色い耳当てだ。
私は寒さで耳が痛くなるのが一番我慢できない性質である。誰が何と言って笑おうが、その「ふわふわ耳当て」は冬の必需品だ。
オシャレ心とか格好悪さとかそういうものは、寒さによる苦痛に比べれば取るに足りない。(私の中では)
というわけなんだけれど・・・
その夜は寒すぎた。
そりゃもう、ふわふわ耳当てでさえカバー出来ないくらい寒かった。
具体的には顔と耳の周り、うなじや首すじなどふわふわ耳当てに覆われていない部分がとにかく寒かった。
前述の通り、耐え切れねえ。
マジ寒い。生贄が足りない。オシャレ心だけじゃ足りない。
そこで最終手段だ。
コートのフード、登場。
私はフードをかぶった。
しかし何とも気まずい。周囲が気になる。
自分の風体は、まさか怪しくないだろうか?
反対からきた自転車とか歩行者とかの目が気になって仕方ない。
だってこれ、さすがに見た目がマズくはないか。黒めのコートにフードまでかぶって。
・・・ちょっと怪しいんじゃないか?
あ、今すれちがった自転車の人・・・心なしか目ェ見開いてなかった?
なんか「ギョッ」としてなかった?
う、うわあ!
ま、まさか私、不審者っぽいのか!?
だって、今の私を外から見たら・・・
冬の夜道を一人っきり
フードで顔を覆った謎の人物が(←年齢・性別不詳の黒い人影)
小声で何か歌いながら(←CDウォークマンにつられてる)
自転車で全力疾走してる(←早く家に帰りたい)
シャコー、シャコー (自転車の音)
フシュー、フシュー(呼吸の音)
「・・・ボソボソ・・・・・・・・ボソッ・・・・・・」
(その人影は、何事か呟いている)
あわわわわわわ!!!
これ、めっちゃ不審だァァァァー―!!
私はソワソワし始めた。人目が気になり始めた。
何と言っても、こうして慌ててるのが一番不審に見えるんだってことは分かってた。
けれどもう心が落ち着かない。落ち着くどころかいよいよ必死になって立ち漕ぎを始める始末!
自転車は上り坂にさしかかった。
立ち漕ぎでようやく進めるくらいのきつい坂。
そしてその坂の途中には、交番が・・・。
立ち漕ぎしながらその横を通るとき思わず中を覗き込んでしまった。
日付ももう変わろうかという深夜に
フードをかぶった女が
一人で立ち漕ぎ?
――狭い交番の中。
ガラス戸越しに一瞬、見えた。
あ、
おまわりさんと
目が合って・・・
と、
そう思ったときには既に交番の前を通り過ぎていた。
すれ違うその一瞬、おまわりさんがこちらを気にした様子はなかった。
交番を振り返って、誰か出て来ないか確認した。(やましいことなんて何一つないのに!!)
交番の中からは誰も出て来ない。(当たり前だよね?)
『そ・・・そうだよね。私、そこまで怪しくないよね?』(・・・よね?)
坂を上がり終えると私は立ち漕ぎを止めた。
そこまで行って初めて訳もなく自身が湧いてきた。
その頃にはちょっとした試練を乗り越えたみたいなテンションになっていた。
『私、オシャレ心よりもう少し重いものを 乗り越えられた気がする!』
自分の心の中で自転車を漕いでいる「黒い人影」に、私は意気揚々と報告してやった。
結論から言うと、寒ければコートのフードをかぶってもいいんだ。
周りが気にならなければ大丈夫だ。
見た目は悪いけど、でも寒いよりマシ。
だってフードって、そもそもかぶるための物だし。
こうして私は一つ大人になった。試練を乗り越えて。
今日の一言
“コートのフードは何のためにあるのか、貴方はご存知?
『髪に滴る雨粒が、
この身に冷たい日のために』?
ええ、でもそれからあと一つ。
孤独な肌を切る風が、
心に冷たい夜のために!”
嗚呼。
――しかしこのフードでは、凍えた心までは包み込めないのだけれど。
昨日はA部でお食事に行った。
夕方からマロリンダさんと『黒川温泉旅行』『リンダと行こう春のウキウキ動物園ピクニック』の話し合いをした後で、待ち合わせ場所である大学近くの本屋へ。
そこでみんなと合流。「びっくりドンキー」でわいわい言いながらハンバーグを食べた。
チーズハンバーグがうまかった!
カレーソースもうまかった!
前にも言ったけど、カレーとチーズは早く結婚しろ!!
そんなこんなで、だべったりデザートまで堪能したりしてお食事会は終了。最初の本屋に戻った時には既に10時半だった。
さらに本屋で時間をつぶしていたら、やがて11時になった。
相変わらずというか、すんなり家に帰りたくないという性分なので、大学近くで粘っていた。
粘っていたのには淡い期待がなかったわけでもない。日付が変わったら大学の立ち入り禁止(12日まで。入試のため)が解けるんだ。
つまり、大学に入れるようになるまで粘っていようと思ったわけだ。
でも本屋が11時で閉店したのでその場にいられなくなった。仕方なく移動して・・・
大学に入った。
(やっぱりか!!)
はい、やっぱり入りました。
(春休みになってからこっち、道徳観とか磨耗しっぱなし。既にボロ雑巾のごとし)
サークル棟の前まで来たら、案の定
うちの部室だけ明かりが付いてる。
いや、まだ日付は変わってないんですけど。つーか靴を見ると中に二人も・・・
(でも、今更驚かないぜ。何せ、ここが道徳観の磨耗の原因だから)
さて、私はドアのすぐ前で立ち止まった。
部室前の靴を眺めて、窓からあふれるカーテン越しの明かりを眺めて、中からもれ出る人の声を聞いた。
しかしなんということだろう。
その夜は、なぜかドアノブに手が伸びなかったのだ。
私としたことが、そこで時計を見てしまった。
「あ、日付が変わる」と思ってしまった。
それきり、ドアに近づけなくなった。
一体どういう心境の変化なのか分からない。
けれど私は部室のドア前数十cmまで近づいておいて、中に入らずに帰ってきたのだ!
あるいは、
部室の中から聞こえる楽しそうな声に気圧されたのかもしれない。
その空気に水をさすのが嫌だったのかもしれない。
あるいは、
家にいる母を思ったのかもしれない。
しばらく前に「久しぶり」なんて言われたのが地味に効いていたのかもしれない。
・・・何にせよ、私はしょんぼりしながら一人で帰った。
寒い道を、孤独と共に。
敗北感に打ちひしがれながら・・・。
『ああ、寒いよう!部室に入れば暖かくて話し相手もいたのに!
・・・意気地なし!私の意気地なし!!』
家に帰るということが、これほどまでに葛藤を必要とするなんて・・・。
改めて思うけど、私はもう完全に部室の悪魔の手に堕ちてしまったんだな。
これが最後の抵抗だったか。
いやはや、久々に全力ではしゃぎましたよ。すごく楽しくて自分でもビックリ。
運動量が半端じゃないというか、筋肉痛が心配というか(笑)
しかし、これは言うなれば「健全な疲れ」だな。徹夜や飲み会以外でこんなに体を使ったのは久しぶり。
うん…健康的って、いい!
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タバコ吸ってる人がキョロキョロした瞬間に灰皿を差し出し、時間を聞かれた時に誰よりも早く答えることを生き甲斐にしている。座右の銘は「当意即妙」。軽度のナルシズムは功罪一体で重度のサディズムは秘匿事項。手紙書き・片付け・シイタケが非常に苦手な、体長163cmの学名“Homo sapiens”でございます。
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