タイトルの通りトレンチコートがほしい。だからいいのを探してネットを見まくってたら、トレンチコートがゲシュタルト崩壊*を起こした。
(*ゲシュタルト崩壊・・・同じ漢字を長時間注視しているとその漢字がバラバラに見えたり、連続で羅列された文字列を読み続けると、途中からなんとも形容しがたい、いわゆる「こんがらがった」状態になる現象。「借」や「村」などの字を凝視した時にこのような現象が起きやすい。(Wiki より引用))
最終的にはアレだ。
ビジネスマン万歳。
トレンチコートの男性はステキだ。
私はいつの間にか「ON・OFF着まわしSEXY メンズ脚長シングルトレンチコート 」のページとか見てニマニマしてた。
トレンチコート(の似合う観賞用の男性)が欲しいずら。
結局私はスーツが好きなだけ、なんだぜ。
スーツ!スーツ!
今までで一番長いタイトルだの。
風邪ひいた。そりゃあもう自分としてはバッチリのお定まりのパターンで、典型的な流れで風邪ひいた。教訓とするためにその流れを書き留めておこうと思う。
水曜の夜、寝る前にのどが痒かったので軽くうがいをした。
そして木曜の朝起きたら、なんと声が出ねえ。
ちょっとビビった。のどの痒みが痛みに変わってた。何コレ?バリバリに固まってる。というか乾燥して引きつってる。
あれ・・・地球温暖化もここまで来た?喉の奥にゴビ砂漠出来ちゃった?でもホラ季節は冬だよ。あーそうか!
アメリカが石油を燃やすと北極の氷が溶けるもん。
北極の氷が溶ければ赤道の島国が沈むもん。
地球は一つ!人類みな兄弟!だからか!
おかげさまで、こんなところにゴビ砂漠。
それでも私の喉の良いところはコップ一杯で救えるところ。気を取り直して、急いで台所に行きコップにぬるま湯作ってのどを潤した。(冷水だとのどが冷えてしまって、あまりよろしくない)
それでものどはムズムズしてて、痛いような痒いような超バッドコンディション。味噌汁さえ喉にしみた。
それでも昼はラーメンだった。
午前中は授業がないから、ラーメンと新しいコートのために寒風すさぶ冬の道路を一時間以上も自転車で移動した。もちろんファー付きのダウンジャケットでこの冬イチバンの重装備だったわけだけど・・・マスクは着けなかった。だってさすがに怪しいじゃん。・・・夜ならまだしも。
ちなみにこの行き帰りで唇が砂漠化した。今度はタクラマカン砂漠あたりに飲み込まれた。まったく、先進諸国のエゴには言葉もない。
ラーメンを食べて、「いいな」と思ったコートの値段の高さにしょんぼりして、学校に行った。授業を受けて放課後は部活。
実際、喉が痛いとか痒いくらいで部活を休んでられるかっつーの。先週は丸々休んだもんだから、大事をとるとかいう発想がない。症状だってそんな重くなかった。意識の上では「風邪ひきかけ」であって、まだ「風邪気味」ですらなかったのだから。こんなの軽い軽い。
・・・とか思ってた私が馬鹿でした。調子に乗ってすみません。
まず準備運動が終わった時点で息切れしてる。まあ、けっこう激しいウォーミングアップだからおかしくもないんだけど、それにしたって軽く流しただけなのに肩で息してるし。練習の間も会話の間は悪いし鼻の奥はムズムズするし重心は狂ってふらつくし。頭の回転も動きのキレも、落ちる落ちる。
症状としては実際大したことはなかったんだ。ただ普段と同じに出来るとか思ってたわりには体がついていかないのね。その絶望感。
なんかね、風邪ひいただけなのに心の底から
「年はとりたくないな・・・」
って思った。
その後、また寒い夜道を自転車こいで家に帰った。帰宅の前後、断続的に寒気がした。その時点でようやく「あー、キタコレ」と思ったよ。私の場合は寒気が「風邪のひき始め」と「風邪」の境界線だから。
疲れたので帰ってしばらく居間で悶々としていた。(今だからこそ「早く風呂に行けよ」と思うが)
そしたらなんかこう、フラフフラしてきた。「うー」とか「あー」とか唸ってさ、顔が膨張するようなあの感覚とか、机に突っ伏したいようなあの頭のダルさとか、鼻が通行止めになってて流通経路崩壊、みたいな。そういう久しく忘れていた感覚が懐かしさとともに次々とよみがえった。(なんかノスタルジック)
実際そういう正統な手順を踏んで風邪になるのは久しぶりだった。私のパターンというか、「そうそうこれこれ!」みたいなものを踏襲していた。そして布団に入る頃にはめでたく風邪をひいてた。
ま、最終的には今回のことから教訓とか得ちゃおうかな~と思う。
1.冬に自転車をこぐと喉に結構ダメージが来る。不調を感じたら自重。
2.「へへーん、これくらい大したこと無いぜ」とか思わない。体は案外普段通りには動かない。
3.ダルいときにダラダラしてても、ダルさはなくならない。サッサと動け。
これくらいか。なんか至極当たり前で非常につまらんね。
ちなみに寝る前にしっかり熱い風呂に入った。練習で汗をかいたから風呂に入らないわけにもいかなかったのだ。
風呂上りに鏡を見たら、唇の血色が良すぎて気持ち悪かった。ルージュを塗ったような唇に、過剰にチークを塗りたくった頬。アイシャドウは朱色でこれまたセンスの欠片もねえような顔。ちょっと失笑した。あんまりヒドくて自分の顔で笑ったなんて、これはこれで結構なショック。
それでも唇はしっかり潤ってたよ。
タクラマカン砂漠やゴビ砂漠に幸あれ。あと南の島国にも。
すごいフリーゲームを見つけた。
↓PCの人はとにかく一度やってみるといいと思う。ルールは書いてないけど、数回やってみればすぐ分かるから。
感動したら、その旨コメントを頂けるとうれしいです。
- ABOUT
- ブログ内検索
- カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
- カウンター
- カテゴリー
- リンク
- 最新コメント
- プロフィール
タバコ吸ってる人がキョロキョロした瞬間に灰皿を差し出し、時間を聞かれた時に誰よりも早く答えることを生き甲斐にしている。座右の銘は「当意即妙」。軽度のナルシズムは功罪一体で重度のサディズムは秘匿事項。手紙書き・片付け・シイタケが非常に苦手な、体長163cmの学名“Homo sapiens”でございます。
- 最古記事
- フリーエリア